中国の保険大手、平安銀行
中国では、保険会社とテクノロジー会社が合わさった企業、「平安銀行」が躍進しています。
平安銀行とは
平安銀行は1988年中国のシリコンバレーとよばれる深圳で創業されました。創業者である馬明哲は強烈な個性と先見の明を持つ者で、AlibabaとTencentと躍進をみてフィンテック企業を創業しました。
平安銀行の事業内容
平安銀行は保険業から始まり、銀行や投資事業など幅広い金融事業に携わっています。なかでもスマホで医師の診断がうけられる「Good Doutor」、デジタル資産管理プッラトホーム「Lufax」など世界の保険会社と比べて先進的なフィンテック企業としてリードしています。
平安銀行の今
2019年の時点で時価総額が21兆円と日本の保険会社が合わさっても足元に及ばないほどの規模となっています。
日本への影響力
平安保険はツムラの出資や不動産事業のアスコットグループを買収するなど日本への影響力を高めている。今後、平安保険が日本
に安価な保険商品を提供するようになったら既存の日本の保険会社は苦境にたたされるだろう。